■ヤマサキオサムのBlog - 監督の1日

監督の1日

カテゴリ : 
アニメ監督ひねもす日記
執筆 : 
ヤマサキオサム 2011-1-28 4:10
『監督の1日って、どんな事をしてるんですか?』
…と、以前から教え子たちによく聞かれる。

監督と言っても人それぞれだし、自分はあまり面白くない人間なのだが、学生たちの何かの参考になるのならと、綴ってみることにした。

昨日は、早朝よりアミューズメントメディア総合学院の授業。縁あって今年で20年。初期の教え子たちは業界の最前線で活躍している。仕事を共にすることもあり、非常にうれしく思う。
ここで学生たちと向き合うと、清々しい気分になる。
先週は尊敬する学院の理事長より肩を叩かれエールをいただいた。

夕方、授業を終え、『百獣戦隊ガオレンジャー』『平成仮面ライダーシリーズ』の舞原賢三監督と合流。
新企画の話で盛り上がる。そして飲み会。2次会まで流れ、気がつくと午前二時を回っていた。タクシーで帰宅。家族と愛犬はいつも起きて待っている。明日の準備を朝まで行う。

3時間ほど仮眠を取ったのち、新作のスタッフ顔合わせで関係者と横須賀に足を運ぶ。
原作者と某出版社の社長にもご挨拶の機会をいただいた。
作品に込められた思いを伺う。いい形でアニメーションに投影していきたいと思う。

夕方、東京に戻り、かねてよりJAniCAのことで連絡をいただいていた奥田誠治さんと会う。
奥田さんからなみき氏や芦田さんたちの考えを伺う。
「『若手育成プロジェクト』を通じ対外交渉力を付け、アニメ制作者全体の地位向上を図っていきたい」
「ベテランによるコンテ・パース講座も引き続き行い、若手への技術継承をしていきたい」と私の考えも伝えた。

夜は、日本閣にて日本動画協会の新年会。
布川郁司理事長や杉並アニメーションミュージアムの鈴木館長、『若手アニメーター育成プロジェクト』の文化庁担当者にご挨拶。育成プロジェクトのマネージャーから、アフレコ情報など進捗報告も受ける。とても順調に進んでいる。

時代の大きなうねりの中で、これからアニメ業界全体がどう舵を取っていくか。
我われJAniCAはどのように帆を張り、会員の未来を守っていくか。
会場では、多くの方と意見交換をした。
深夜、会社に戻り、届いていた絵コンテの原作チェックの確認と修正作業。もうすぐ朝がくる。

明日は(もう今日になっているが)10時より六本木ヒルズにて、森ビルが受託された公共事業『メディア芸術情報拠点・コンソーシアム構築事業』会議。
我が国のメディア芸術の振興と発展にアニメ制作者がどのように寄与できるのか。
JAniCAとしても発言し改革に向かって一歩ずつ前へ進んでいきたいと思う。
















   ■ 『薄桜鬼』取材−函館五稜郭

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